最近、資格勉強やWebデザインのフォローをしていて「資格」と「スキル」について思うことがあります。
資格って多くが、何かしらのテスト、試験があってそれに受かるか、それまでの経験が一定に達すると与えられるものがほとんど。
でも、せっかく頑張って勉強して資格を取っても、その資格に関わる活動をしていない人も意外と多かった。
それって資格を持っていても、実務や現場で活かせるスキルを持っているわけじゃないんじゃないか…
ということは使えないってこと?
「資格」と「スキル」のウマい使い方
逆にWeb制作とかって、必要な資格とかはないけど、制作物という実際に目で見えるもので「スキル」が見えるもの。
必然的に使える「スキル」ってのは、どれだけ使っているか、やっているかが非常に大切だということ。
(無思考でただやっているだけだと、価値は目減りしていくけど)
以前にも増して、資格を取ろうとしている人がどんどん増えています。
資格っていうのは、自分から見ると相手から信用されるためのもので、相手からは信用に足るのかという判断材料のひとつにすぎません。
確かに何か資格を取ることで、手当がついたり、転職に有利になりますが、その資格保持者を欲しいのは、関連する業務をスムーズに遂行してくれると期待しているから、信じているから。
逆に資格があるのに、業務の遂行が遅かったり、ミスが目立ったりすると信用を損なう可能性があります。
まぁ、あえてそういった環境を作ることで強制的に自己成長を促す方法もアリだとは思いますが。
でもせっかく時間と労力、お金をかけて取った「資格」も関連する経験がないと使うこともおっくうになっている人がとても多いんです…
国家資格などは、特定の業務や作業をするために必要なものですが、そうじゃないものが今は大量にあります。
本質としては「スキル」を担保するための「資格」だということ。
何か「資格」を取ろうと思ったときは、その資格で具体的に何をするか、どう使うのかをしっかり考えておくことをオススメします。
というわけで、「スキル」を活かすために「資格」を使うのが上手な活用方法ってことです。
だから、個人的には何もない状態から始めるなら、「資格」よりも「スキル」を選ぶことが優先だと考えています。
資格にもスキルにも必要な「大量行動」
今までに持っていない、新しい資格をとったり、スキルを身につけるには、基本的に「大量の行動」が必要です。
ちょっとやったらすぐできる場合もあるかもしれませんが、それは、今までの経験で似たような資格やスキルを持っていたり、意識せずに関連性のある行動をしていたり。
特にスキルに関しては、よく言われており、実感もあるのは、なにかしら一つのことを極めると関連のないようなことでも本質や重要なポイント、いわゆる「センターピン」というものが感覚的につかめるってことはあります。
「すぐにできる」「コツをつかむ」には事前にある程度の時間と労力を注いだもの、ことがあるという条件があるってことです。
だから、「スキル」を身につけようと思ったら、まず、大量の行動が必要で、そのためには大量の時間と労力をこなすことが必須だと考えておく方が精神衛生上もオススメですね。(もちろん資格も)
最初は使い続ける前提で選ぶとラク
どうせやるなら楽しい、好きだと感じることから始めると続けやすいし、極めやすいはず。
現在、「資格」「スキル」と呼ばれるようなものは、星の数ほどあります。
どれにしようか、どんなことを学ぼうか、身につけようかと探して選ぶだけでも相当な時間が必要です。
そこで、自分が好きだと感じていること、楽しいと思ったことから探してみてはいかがでしょうか。
「好き」「楽しい」といったポジティブな感情があることって、手をつけることも続けることもハードルが低くなります。
結果、早く身についたり、より専門的に深めていくこともできますよね。
特にスキルの場合は、使うことが前提なので収入を得たり、給与が上がったり、評価が上がる、人に役に立てたりすればずっと続けることもできます。
さらに、そのスキルを活かせる資格があれば、信用度や認知度も上がるので、より効果が期待できますよね。
資格沼よりスキル沼
資格もスキルも身につけるには、ある程度の時間と労力、お金というリソースが必要になってきます。
結局どちらも「どう活かすのか?」が大切ですが、よりつぶしがきくのが、「スキル」で、身につける~活かす~使うまで「続けられる」ような長期的な視点を持って選ぶことが、今から何かを身につけようとするなら必要かもしれない、と考えてました。
せっかく頑張って取った資格を活かせていないことが多かったので、一度カンタンにですが、考えをまとめてみました。
今から何か挑戦しようと考えていましたら、少しだけでも参考にならないかなと思い、執筆しました。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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