やる気を出すためには体調や準備は大切ですが、「どうしても今やらなきゃいけないんだ!」ってときはありますよね。
そんなときにできるだけ早く、負担が少なく、やる気を出したり、実際に行動に移すための具体的なアクション、テクニックを紹介します。
1.動画の視聴
映画やYouTubeなどの動画コンテンツでテンションが上がった、やる気が出たということは少なくないはずです。
それもそのはず。
実は脳の仕組みとして、実際の現実で起きていることと、ありありと想像した臨場感のあるイメージを区別できません。
だから、仮想世界、メタバースって現実の感覚があるんです。
その仕組みを利用することで、動画を見るだけでやる気を出すことができるんです。
今まで見たもので、やる気が出た動画や好きなモノに関係するようなテンションが上がる動画を集めておくとすぐにできるのでオススメです。
思いつかない場合は、「モチベーション 動画」で検索すると、短くてやる気が出るような動画がたくさん出てきますよ。
個人的には「スティーブ・ジョブズ 伝説の卒業式スピーチ」は何度もお世話になりました。
15分と長めですが、倍速再生や慣れると全部を見なくても、ある程度で火がつくようになりました。
2.音楽を聴く
音楽はドーパミンを分泌させる効果があるという研究結果が出ています。
ポイントは好きな音楽、青春時代や楽しい記憶に関係した音楽を選ぶこと。
先述の研究では、好みではない音楽を聴いていた場合には、ドーパミンの分泌の活性化は見られなかったのです。
青春時代や楽しい記憶に関係した音楽というのは、当時の感情も呼び起こしてくれます。
音楽のスゴイところは、その曲を聴くだけで当時の思い出や自分の感情がハッキリと思い出せること。
その経験はあなたにもあるはず。
僕は90年代後半から2000年代前半の好きだった曲、よく聞いていた曲を聞くと、テンションが上がり、やる気が出ます!
3.香りで切り替える
いい香り、心地いい香りといった香りもやる気に影響を与えます。
人間には5つの感覚、「視覚・聴覚・味覚・触覚・嗅覚」があります。
その中で、嗅覚だけは特別で、嗅ぎ分けるための受容体が約400種類あり、他の感覚と違い、直接、大脳皮質に届きます。
要は、嗅覚とは他のものよりさらに重要な感覚であり、香りは、脳にダイレクトに働きかけられるんです。
何かに集中しているときは、声をかけられても気づかなかったり、食事中の会話が盛り上がっていると、味や温度もあまり気にならないってことはありませんか?
でも、カレーの匂いがしてくるとつい「あ、カレー!」と反応しませんか?僕は今でもカレーの香りに反応してしまいます💦
やる気を出したいときにカレーの香りはふさわしくありませんが、コーヒーの香りは冷静に、ミントの香りはシャキッと引き締まる効果があります。
4.ごほうびを決める
自分に対する「ごほうび」を設定することもオススメです。
ごほうびや報酬への期待を感じて動くとき、ドーパミンが大量に分泌されます。
欲しいモノや豪華な食事とかじゃなくてもよくて、
- 好きな音楽を聴く
- 身体を動かすことが好きなら終わったらスポーツや筋トレする
- 好きなゲームやマンガを読む
とか自分が喜ぶことならなんでもOK!
オススメは自分をガッツリ褒めることが時間もお金も使わずにできて、すごく効果を実感しています。
5.とりあえず始める
「作業をすると、やる気の素であるドーパミンが分泌され、やる気が出る」という作業興奮という反応があります。
人間は活動的じゃないときにはドーパミンが分泌されません。
ふとんでゴロゴロしながら仕事や勉強をしようとしてやる気が出たことってありますか?
仕事や勉強などのタスクに直接関連する作業である必要はなく、自分にとって苦にならない、好きなことをやればOKです。
スタートして4. 5分ほどでドーパミンの分泌が始まり、効果が出始めます。
やりにくいことでも、とにかくやってみることで、人間は適応し作業効率が上がりドーパミンが出てくる。
脳科学者の茂木健一郎さんは「やる気を出そうとすることは無駄」と言っているくらいで、まずは動くことは非常に効果的です。
【試した実感】やってみる、が最強かも
なんだかんだ言って、スタートを切ってしまうことが、一番効果があるように感じています。
たとえば、音楽をかけること自体をスタート!と決めれば、スイッチひとつで、すでにやっている状態にすぐに入れます。
僕の場合は、ポモドーロテクニックのタイマーのスイッチを入れることがスタートボタンになっています
あなた自身に合うこと、やりやすいことは違うので、いろいろ試してみてください。
日によって変えてみるのも刺激になっていいと思ってます(^^♪