とある程度まとまった時間でやりたいことがあるようなとき。
ちゃんと集中して作業やタスクに取り組みたい場合にオススメなのが、ポモドーロテクニック。
カンタンに言うと、25分間の作業時間と5分間の休憩を交互に繰り返すだけのとてもシンプルで誰でもできる時間管理のテクニックです。
目次
ポモドーロテクニックに適した作業とは
2時間以上など長めのまとまった時間で、集中力を必要とする作業を行う際に効果的な時間管理術です。
- 長時間かかる、できるもの
- 明確な終わりがないもの
- どこまでもこだわれるもの
など、デザイン関係や学習、勉強、ブログといった明確な終わりがない、一つ終わっても次があるような作業やタスクをこなすときにピッタリなんです。
人間の集中力については、15・45・90の法則と言われるものがあります。
- 難易度の高いようなことは、15分
- 難易度はそれほどでも、ある程度の集中がいるものは、45分(授業など)
- 人間の集中力の限界の目安が、90分(サッカーの試合など)
ポモドーロテクニックはそのうち難易度の高い「15分」程度の集中力にフォーカスしたものです。
「じゃあ15分でいいじゃん」と思われるかもしれませんが、よーいドンですぐに集中できるかというと、そうじゃありませんよね。
ある程度やっているうちに高い集中状態に入るものなので、この25分がちょうどいい長さだとわかっていただけるはずです。
ポモドーロテクニックの5つのメリット
このポモドーロテクニックには大きく5つのメリットがあります。
チーム単位でタスクや目標に取り組むときでも、大きな効果があると言われていますが、今回は個人で、1人のときを想定しています。
- 集中力が高まる
- 集中を乱す要因を防げる
- 精神疲労が減る
- モチベーションの維持
- プランニングの精度が上がる
1. 集中力が高まる
適切な間隔で休憩時間を取ることで高い集中状態を維持して、1 度に 1 つのタスクのみに集中することができます。
1つのことだけをやるというルールなので、一般的に人間の脳が得意としないマルチタスク避けられます。
2. 集中を乱す要因を防げる
ルールとして、事前にスマホやアプリの通知を切ったり、作業環境を整えるので邪魔されにくくなります。
3. 精神疲労が減る
タスクの時間が長引くとパフォーマンスが下がるという研究結果もあり、特徴である定期的な休憩を挟むことで、脳を休息させることができ、過度な疲労感を感じることなく、繰り返し作業に集中できます。
4. モチベーションの維持
短時間で集中して取り組むことで、25分間で実行できる量がわかります。
自分がどれだけやったかを把握できるので、満足感・達成感を味わえます。
さらに記録をしておくことで、作業量やスピードの成長を感じられ、ゲームのレベル上げのような感覚を楽しめることができます。
5. プランニングの精度が上がる
ポモドーロに慣れると、タスクやプロジェクトの計画をより正確に立てられるようになります。
たとえば、ブログの作成にポモドーロが何回必要か予測しやすくなり、必要時間を精度高く設定することができます。
集中だけじゃなく、分析・改善がカンタンに
25分の作業と5分の休憩を繰り返すだけで、作業効率・生産性を上げられるポモドーロテクニック。
副次効果として、決まった時間内での作業量や進捗を把握できるので、タスクに対するプランニングもよりスムーズにズレも少なくなります。
今回は長くなったので、次回でシンプルだけど効果が高いポモドーロテクニックのより詳しい実践方法をまとめました。
日々の習慣のように取り入れていきたい場合は、ぜひ合わせてお読みください(^^)
「午前中はこれをしよう」
「今から2時間くらいで○○を進ませよう」