世界17か国、2万2000人へのアンケート結果は
「時間を欲しい人」が「お金が欲しい人」の3倍以上だったそうです。
時間とお金って似ていて、何かと比べられることがありますが、圧倒的にお金よりも時間の方に価値を感じている人が多い。
その理由の一つは、時間には上限がはっきりとあること。
お金の上限はいかようにも変わりますし、変えることができます。
毎月一定の金額を給与としてもらっている人は「給与金額が上限でしょ」と思われたかもしれません。
しかし、現在はお金を稼ぐ、増やす方法がネットを調べれば、もう無数といっていいほど簡単に手に入ります。
たとえば、不用品をフリマアプリで販売するとかなんてスマホがあればだれでもすぐに始められますし、出品から販売→発送→受け取り→入金まで早ければ翌日には電子マネーとして使えるようになります。
現金化までも数日でできます。
ただ時間についてはそういう訳にはいきません。
時間は1日24時間で世界中どんな人にでも一切の違いはありませんよね。
寿命は人それぞれですが、
ハッキリとそれがいつまでか把握できている人もいません。
だから、時間には上限があり、増やすことはできません。
お金のやりくりを一生懸命やっている人は多いですが、時間のやりくりを同じようにやっている人は多くないはありません。
前置きが長くなりましたが、今回は時間のやりくりが上手になる考え方を一つお伝えします。
この考え方を身につければ、本屋やネット上に並んでいる時間管理術やノウハウの効果が一層高められ、時間が足りないという悩み解決の一助になるのは間違いありません。
目次
自分の使っている時間を4つにわける
まずは今の自分が使っている時間を分類してみます。
比較的分けやすいかなーと思っているのは、この4つです。
- 約束・予定
- 人やツール、サービスに任せられること
- 自分にしかできないこと
- ただの浪費
1.約束・予定
誰かとの約束や仕事の勤務時間など、
基本的にすでに決まっている(いた)もの。
例:仕事、デート、友人との食事、など
2.人やツール、サービスに任せられること
生活していく上でやる必要があるけど、自分がやらなくてもいいこと。
例:掃除、洗濯、料理、保育、など
※パートナーなど特定の人に任せることは人間関係の破綻にもなりかねないのでオススメしません。
※家事なら家事代行サービスや食器洗い乾燥機、乾燥機付き洗濯機、ロボット掃除機などの家電、料理も外食や宅配・テイクアウト、保育は保育園など。
3.自分にしかできないこと
運動や学習、食事などのように代わりがきかないようなこと。
やりたいことも含まれます。
例:健康のための運動、自己投資のような学習や体験、食事や睡眠など生きていく上で必要不可欠なことに使う時間
4.ただの浪費
必要でもなく、それに時間を使う目的や理由がないこと。
例:目的のないSNSや動画視聴、ネットサーフィン、ゲームなど
時間を分ける2つの理由
このように時間を分類する理由は2つです。
1.必要のないことに使っている時間を把握すること
今すぐになくしたり、減らしたりできるかは別にして必要があるかどうかをハッキリさせます。
2.自分でやるのではなく、任せられそうなことはあるか
任せられそうなことに分けることは、任せるために何ができるか、何があるかを調べ、その分支払うべきコストも明確にして支払える、支払う覚悟があるかを判断するための前準備です。
この2点に当てはまる時間の使い方がわかれば、その中からいらないものを無くしたり、減らしたりして、自分にしかできないこと、やりたいことに使う時間を増やしていけます。
今の人生は過去の時間でできている
これまでの過去の時間の使い方で今のあなたの人生、毎日が作られています。
だからこそ、今までの時間の使い方を振り返ってどこをどうするかを決めてから実際の行動に移すことが必要です。
どうやっていたかわからないなら、とりあえず今日から1週間の時間を自分がどう使っているかの記録して知ることから始めましょう。
人生を作り変えるための時間をつくる
そんなことをやるより早く変えたいんだ!という気持ちはよくわかります。
僕もそうでした。
でも、ここで「人生を作り変えるための時間」を作るってことが後からめちゃくちゃ効いてきます。
これからの時間の使い方が未来のあなたの人生を作っていきます。
振り返りの時間こそ、あなたの本当に作りたい人生を作るための最初に使うべき時間です。
細かく記録すればするほど、見えるものは増えるはずです。
あなたが本当に過ごしたい人生に作り変えるための時間を
たった今から作っていきましょう!
「時間とお金、どちらが欲しいですか?」